疫病が流行っているせいで仕事が、仕事場が、失われつつあります。
そんな芸術分野の仕事をしている人に向けた東京都の救済企画の一つ「アートにエールを!」が今日募集開始となり、数日前から応募してみようと準備していました。
準備って、15日からだなって憶えていただけだけど。
ツイッターを見たらオープンの10時から貼りついてリロードを繰り返していた人たちがいることを知りました。この時12時。憶えていたのにもうお昼じゃないか。
どうせアクセスが集中してサーバダウンとかになってるだろうと思ったら案の定そうだったらしいのですが、とにかくサイトに行ってみると
「応募殺到のため18時で締め切ります」
という旨のアナウンスが。
締め切り5/31じゃなかったっけ笑
たまたま自室にいなかったのでiPhoneで手続きすることにしたのですが、入力フォームがまたやりにくいこと。3年以内の活動歴を直近から書けということなのですが、300字以内という制限が設けられています。
なにその無理ゲー。
300字しか入力できないのに「公演名、自分の役割、会場名、など」を明記しろということです。私ごときジャズミュージシャンなどと比べたら大したことないライブ本数ですが、それでも去年の12月から羅列するといくらも書けませんでした。
しかも300字以内ということなのに280字くらいに収めないとエラーになります。おそらく文字数オーバーで3、4回エラーを返され、仕方なく最後の方の出演実績を削ってようやく送信完了。
担当部署も業務に追われて大変な中、このサイトやフォームも俄仕立てのはずなのであまり責めるのも酷かもしれませんが、持続化給付金のフォームにしても、もっとシンプルで良かったのではないかと思います。
中の人だってやること満載だろうに…。
無事に受け付けたというメールは届いていましたが、私が手続完了した時点ですでに募集数の4,000を軽く超えていたのでここから審査があるわけです。不備はともかく内容の審査の基準はもちろん謎。
並み居る強豪を押さえて選ばれる自信はありません。音楽には真摯に取り組んでいるつもりですが、こういうものにわざわざ選ばれるのはまったく別の理由があると思うからです。
これでも20年以上歌う仕事をしてきているんですけどねー笑