入梅らしいじめじめした空気感です。
日本のこの気候で今年はマスクをしなければならないのが殊更つらい。
高温多湿に強い私でさえそうなのだから、多くの人はそれはしんどいことと思います。
マスク、フェイスシールドを着けずに暮らせる日はいつ訪れるのか。
はたして注意喚起になっていたのか微妙な東京アラート(シティポップの曲名みたいw)が解除され、ステップ3に移行したそうです。感染者数は増えていますけどそこはスルーらしい。
19日からライブハウスも再開していいよ!ということになったようですがいくつか条件付きです。
その条件というのが発表になったニュースの内容を見ると(まだこうなる見込みだそうです)、マジで?えっともう一回言うけどマジで?というものでした。
「ステージから客席は2mあける」はまあしかたないとして
「それができない場合は演者がフェイスシールドをする」も想定内。困るけど。
しかし「お客様同士1mの間隔をあける」を実現して採算がとれるライブハウスがどれだけあるのだろうか。そんな大箱が都内にいくつあると思ってるんだろう。
実験した結果、声がこもるのは言うまでもなく、フェイスシールドを着けるとマイクの扱いに困るんですよ。
マスクに至っては言わずもがな、歌うのが仕事の私からするとありえないわけです。
ギタリストにに手を使わないで弾けと言うようなもの。
ガイドラインを決めた人は実情をご存じないのかもしれないけど、これでは仕事を奪われるも同然です。
というかちゃんと現場を知っている人がガイドラインを決めてよ。
普通に仕事をさせてください(大泣)
さっそく私は19日にコーラスの仕事が入っていて、お店(飲食店)では対策はばっちりしてくださってるようですが結果は如何に。
お客様の反応やご様子を含め何しろお店も演者も初めての試みなのでねー。
また報告いたします。
08/06/2020
昨夜の無観客配信ライブ、なんとか終了いたしました。
スタッフの皆さんも慣れない作業でご苦労あったことと思いますが、いろいろ手を尽くしてくださりおかげさまで概ね好評でした。
見てくださった皆様、本当にありがとうございました。
通常のライブでもリハから本番まで、それはそれは様々なことに気を配る必要があり、マルチタスクが苦手な私としては毎回頭の中にレインボーカーソルが回りっぱなしの状態になるわけですが、配信ライブだと画像というものがあるために気になるところがさらに増える感じでした。
モニターを見れば顔が気になるとか足の置き場所がとか、しかしそこに気を取られると肝心の歌がとか、スタッフから出てくる残り時間の指示とか、もうあうあうしっぱなしでした。
画質も音質も非常にきれいだったようで、そうなると余計に素材としての自分の粗が気になって仕方ない。
これも慣れなのでしょうがぬぬぬ…。
歌うときの顔を気にしなくて良い人が羨ましい!(小声)
今後は「新しい生活様式」とやら則ってこういうライブも増えていくのでしょうか。
ヘッドホンで聴かれているというのはなかなかの緊張感ですw
経験させていただけたことに感謝しつつ、次回あるとしたらブラッシュアップして臨みます。
この後事務的なことが済んだら収益を寄付させていただきます。
もう一度。
ありがとうございました!
06/06/2020
こんばんは。ダミアンの誕生日ですがいかがお過ごしですか。
ってホラー好きにしかわからないだろうw
さて、いよいよ明日無観客配信ライブです。
「トーク&ライブ」と銘打つのはキャリアの中で初めてです。
歌だけじゃなくトークで人様の前に出るとは、人生何があるかわからないわ。
私のオリジナルだけをお届けするライブはすごく久しぶりなので、オリジナルの中でもかなりレアな曲をやろうと思います。
これを演奏するのはたぶん3回目ではなかろうか。
隠れた名曲ということにしておきます。
そういえば私のデビュー曲はよく「幻」と言って紹介していますが、隠れたり幻じゃない曲はどこにあるんだ。
そしてご一緒させていただく田上陽一さん、TATOOさん、お二方とも素晴らしき作曲家ですのでお二方の曲も歌わせていただこうと思っています。
先日のブログでも言いましたが、気軽にお立ち寄りいただきたいのでワンコインにしました。
そして収益は医療従事者支援団体に寄付します。
微力ながらお役立ていただけますように。
それにしても「むかんきゃく」も「いりょうじゅうじしゃ」も発音が難しいw
明日は噛まないように。話はそれからだ。
02/06/2020
今年が始まってもう半分来ちゃったよ。
引きこもっていたらそれはそれで時は過ぎていくんだな。
春も感じられずあっという間の数ヶ月。
先日自粛解除になって日に日に感染者数が増えていくのでとうとう今日、初の「東京アラート」が出されました。
でもアラートが出るとどうなるのか、よくわからない人が多いようです。私もわからん。
レインボーブリッジと都庁舎を夜間に赤くライトアップするんだそうですが、これそんなに注意喚起になるかなあ。どこからでも見えるわけではないと思うんだけど。
また自粛になっても困るんですよね。もういろいろと動き出していて、またリスケになったら泣きたい。
ふらふらとでかけたい気持ちはわかるけどここでステップ0に戻りでもしたら、結局自分の首を絞めることになると思います。
さて私も経済活動再開ということで顔や体のメンテナンスに行き始めています。
先日まつげのサロンにていただいたフェイスシールド。
着けてみましたが声がこもる、暑い、視界が良くない。
今後歌を教えたり何ならステージ上でもこれを着けないといけなくなりそうですが、非常にやりにくいです。
何か他にあるだろうとあれこれ考えていますが教えて賢い人。
28/05/2020
本当なら今日5/28に「武満徹のうたとギター、そして電子音楽」の公演をアコレデとしてやるはずでした。
松武さんとの共演、充実した内容、皆さんにお届けしたかった。
とてもとても残念です。
この先の感染症の状況によりますが延期した12/24にはクリスマス・イブの良い贈り物になるよう引き続き準備していきますよ!
待ってろー!
25/05/2020
今日お知らせを開始しましたが「無観客配信ライブ」をやることになりました。
しかもトーク&ライブですってよ奥さん!
初の試みですが何事も経験ということで。
思えば初めて配信ライブ(その時も無観客でした。ライブストリーミングでという企画だったので)というものをやったのは2011年。
頑テクノ爺こと松武秀樹さんに「来週◯曜日空いてる?」と聞かれて空いていますと答えたら「じゃあどこそこに来て、ちょっと歌って」とおっしゃるので仰せの通りにしたところ、なんとニコ生とUstream(懐かしい)で同時配信のライブストリーミングだったということがありました。
私、こういうふんわりしたお声がけがなぜか多い笑
お届けするにも受け取るにも、目の前で剥き出しの状態の音楽が好きなもので、配信ライブをやろうと思ったことはなかったのですが、今回PAPA X様のご協力のもとこんな機会をいただきました。
素晴らしい作編曲家でもある田上陽一さんのギターと私の歌でお届けします。
そしてこれまた頼もしいゲストに作編曲家であり鍵盤奏者でもあるTATOOさん。
チャージはわかりやすく潔く500円ワンコインで!
そして収益は新型コロナウィルス感染症の患者さんを救うべく大変なご苦労をされている医療従事者の方への支援として、しかるべきところへ寄付いたします。
日曜夜22時、そろそろ寝る準備しないと明日も仕事だなーという時間ですが寝る前にぜひともご覧いただければ大変うれしいです。
皆様のご視聴心よりお待ちしております。
19/05/2020
人前に出る仕事をしているくせに撮影がとても苦手です。写真でも動画でも。
そういうわけで、やると言っておきながらなかなかできないインスタライブ…。
ライブだと1000人の前でも平気だけどインスタライブだとなぜか非常に緊張します。
しかし意を決して昨夜はやりました。これで3回目か4回目かな。
今後、段階的に自粛が解かれていくと思うのですが、公演をやる場合はこんな条件付きでならどうだろうというガイドラインが全国公立文化施設協会から出されました。
その中に「表現上困難な場合を除き原則としてマスク着用を求める」という一文があって、私はこれを真面目に考えました。
もちろん表現上困難ですよ、マスクしてたら歌いにくいもの。
まず呼吸がしづらい、これ致命的。
けれどお客様の中には気になるという方がいるかもしれません。
完璧には無理だとしてもできる限りの対策をすれば足を運んでくださるというのであれば、これを前向きに考えてみよう。
そう思ったら、ちょっとやってみたいことが出てきました。
それが昨夜インスタライブでやった、マスクをつけての歌唱実験。
いろいろなタイプのマスクを7つ用意して、それらをつけて歌うとどうなるのか、歌いやすさの比較をしました。
不織布マスク、 布マスク(素材違い数種)、PITTA、なんちゃってPITTA、就寝用マスク。
視聴者の方によれば一番違和感なく聴こえたのがPITTA(しかも使い込んで何度も洗ったやつ)、次が就寝用マスク、という結果でした。
PITTAはそもそも不織布と比べて呼吸もしやすいです。フィルターの性能としては疑問だけど笑 それと立体なので口元に密着しません。
就寝用マスクはその用途からゆるめのつくりなのでこれも口元は割とフリー。
加えて歌う時には顔の筋肉が思った以上に動いています。もちろん顎も。
というわけで、マスクで覆われている部分の可動域が十分確保できるものが良いという結論になりました。
もし今後、舞台上でマスクをつけないと歌ってはいけないことになるとしたら、私はよく洗ったPITTAをつけて歌うことにします!
今日現在はね。今後もっと良いものが出てきたら当然それを採用します。
(肌が弱くてすぐかぶれるので不織布マスクは苦手です。PITTAも実はひやひやしながらつけています。まず摩擦による刺激に弱いのと、当然ついているであろう化学物質にやられて顔が赤くなったり湿疹が出たりするという面倒くさい身体です笑)
今度はフェイスガードで歌うのをやってみたいと思いますが、あれはビジュアルの全体像に大きく影響するから、衣装に知恵が必要になりそうです。
余談ですがなんちゃってPITTAは形やパッケージこそ本家に似せようとしていますが「小学生でももうちょっとマシに切るだろう」というようなカッティングが為され、水着のような生地でやけに厚くできています。似て非なるもの。
そしてエントリー7つの中で最も暑かったので、舞台には不向きです。
早く実験して良かったわ。
いずれにせよインスタライブのハードルは高い。修行は続きます。
15/05/2020
疫病が流行っているせいで仕事が、仕事場が、失われつつあります。
そんな芸術分野の仕事をしている人に向けた東京都の救済企画の一つ「アートにエールを!」が今日募集開始となり、数日前から応募してみようと準備していました。
準備って、15日からだなって憶えていただけだけど。
ツイッターを見たらオープンの10時から貼りついてリロードを繰り返していた人たちがいることを知りました。この時12時。憶えていたのにもうお昼じゃないか。
どうせアクセスが集中してサーバダウンとかになってるだろうと思ったら案の定そうだったらしいのですが、とにかくサイトに行ってみると
「応募殺到のため18時で締め切ります」
という旨のアナウンスが。
締め切り5/31じゃなかったっけ笑
たまたま自室にいなかったのでiPhoneで手続きすることにしたのですが、入力フォームがまたやりにくいこと。3年以内の活動歴を直近から書けということなのですが、300字以内という制限が設けられています。
なにその無理ゲー。
300字しか入力できないのに「公演名、自分の役割、会場名、など」を明記しろということです。私ごときジャズミュージシャンなどと比べたら大したことないライブ本数ですが、それでも去年の12月から羅列するといくらも書けませんでした。
しかも300字以内ということなのに280字くらいに収めないとエラーになります。おそらく文字数オーバーで3、4回エラーを返され、仕方なく最後の方の出演実績を削ってようやく送信完了。
担当部署も業務に追われて大変な中、このサイトやフォームも俄仕立てのはずなのであまり責めるのも酷かもしれませんが、持続化給付金のフォームにしても、もっとシンプルで良かったのではないかと思います。
中の人だってやること満載だろうに…。
無事に受け付けたというメールは届いていましたが、私が手続完了した時点ですでに募集数の4,000を軽く超えていたのでここから審査があるわけです。不備はともかく内容の審査の基準はもちろん謎。
並み居る強豪を押さえて選ばれる自信はありません。音楽には真摯に取り組んでいるつもりですが、こういうものにわざわざ選ばれるのはまったく別の理由があると思うからです。
これでも20年以上歌う仕事をしてきているんですけどねー笑
13/05/2020
仕事用動画の編集で半日費やしました。と言ってもi Movieですが。
難しいことはできないのでYoutuberみたいにはいきませんが、自分なりにはがんばりました。
あまりぱきぱきと新しいことに挑戦したいタイプでもないのでこれまでやろうともしなかったのですが、必要に迫られるとなんとかなるものですね笑
実はここ数日、個人的な心配事があったりでSNSすら更新する気になれず割としーんとしていました。
SNSのメインはTwitterですが、有事の際や社会的に不安なことが起きると自分が何を言ってもくだらない、邪魔になる、という発想になってしまうため黙り込むことが多いです。
そういえば喧嘩の時や腸が煮えくり返っている時はだいたい黙り込みます。SNSでも同じですね笑
それなのに今日もまた気づけば鼻歌を歌っていました。もうこれは癖。
何かあるたびに最悪の状況を想像して震え上がってみたかと思えば、大抵のことは寝れば忘れる。
悲観的なんだか楽観的なんだか、自分でもわかりません笑
今日という日が死ぬほど悲しくて明日なんか来なくて良いと思っても、ひっくり返りそうに楽しくて今日が終わらないでと願っても、それでも明日は来るの。
元気出していこう。
Tomorrow is Another day.
10/05/2020
今日はとあるレコーディングの仮ミックスが上がってきたのでその音源を聴いていました。
自分の歌を客観的に聴かねばならない時がありますが毎回冷や汗モノです。
今日も手に汗握ってじっくり聴きました。
ライブの時に毎回録音している方が少なからずいらっしゃいますが、私はほとんど録音しません。ライブは瞬発力の連続だと思っていて、終わってしまうとあまり執着がなくなってしまうみたいなのです。
とはいえ自分の提供するものの品質はシビアにチェックすることはプロとして当たり前だと思います。それでも最低限しか聴き返すことができません。
本番中はあまり細かい記憶がないのです。瞬間的には「今1番なのに2番の歌詞歌っちゃった」とか「次のフレーズで狙ったトーン出そうにないからプランB出すよ」とか考えているのですが、舞台を降りてしまうともう記憶がない。
後から聴き返すと「MCで変なこと言ってる…」とか「こんな風に歌ってたの?」とか気になることだらけでメンタル削られます。
そして歌手をやっているのにおかしいかもしれませんが、歌に対していまだに憧れがあって、それに基づいて描かれる理想に届いていないことに必要以上にがっかりしてしまうのだと思います。
このように毎回ひやひやしたりどきどきしたり、ものすごく緊張しながらライブ音源を聴いています。
で、今日のレコーディング音源チェック業務。
レコーディングの時はライブとは精神状態がまったく違うので冷静にシビアに聴くことができるはずなのに、今回のは録音時の緊張感がリアルに蘇ってきて、ヘッドホンで聴きながら変な汗が出ました。
でも悪くないぞ。そしてもっと良くなりそう。
こうなると完成が待ち遠しいです。早く皆さんにお知らせしたい!